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作品紹介


第5話 ペギラが来た!

データ

制作No. No.14
制作時期 昭和40年(1965年)4月2日〜4月24日
脚本 No.15 ペギラが来た!
放映日(本放送) 昭和41年(1966年)1月30日
放映No. 第5話
視聴率 34.8%
放映日(再放送) 昭和42年(1967年)10月19日
放映No. 第16話
視聴率 18.4%

ストーリー

南極観測隊を乗せて氷海をゆく観測船たか丸。その観測船は夏季というのに突然、吹雪におそわれ、外気氷点下100度の寒冷に見舞われて立往生してしまった。考えもつかない異常寒波にみんなは疑問を持った。しかも基地に向かった隊員たちの目前で、四トンもある雪上車が紙切れのように舞い上ったのである。先に派遣されて、行方不明になった野村隊員のメモによると、同じ様な寒波におそわれた直後なにかを見つけて外へ出たらしく「またきたペギラ」と文章を結んでいた。そのペギラとは一体なにものだろうか? 淳は野村のメモをたよりに、ペギラを調査するために、みんなが寝静まった時に出かけようとした。だが、女性隊員、久原羊子がその時同じようにしのんで来た。彼女は野村隊員の許婚者で、彼の消息を調べたくて観測隊に同行したのだ。次の瞬間、突然、強風とともに雪上車が空中に舞い上った。同時に無気味なうなり声が辺りにひびきわたった。そこへ、表へ出でいた伊東隊員が、氷づけになったように転がり込んで来た。「怪物を見た」そして「クレパスで野村隊員をみつけた」と虚ろに叫んだ。淳は、すぐにそのクレパスに向ったが、そこへペンギン状の化物が白い息をはきながら現われた。その吐く息が辺りを凍らし、雪上車を吹きとばしていたのだ……。

「ウルトラQ・あらすじ集」より引用


登場怪獣

ペギラ


ゲスト出演者

田村奈己、松本克平、森山周一郎


クレジット

監修 円谷英二
脚本 山田正弘
撮影 内海正治
照明 小林和夫
美術 清水喜代志
録音・現像 キヌタ・ラボラトリー
音楽 宮内国郎
編集 兼子玲子
助監督 吉高勝之
制作担当者 真木照夫
[特殊技術]
撮影 高野宏一
照明 堀江養助
美術 成田享
操演 石井清四郎
光学撮影 中野稔
[出演者]
万城目淳 佐原健二
久原羊子 田村奈己
天田隊長 松本克平
池田隊員 森山周一郎
伊東隊員 伊吹徹
鈴木副隊長 黒木順
富士井船長 石島房太郎
井上隊員 岡豊
隊員 今井和雄
ペギラ 清野弘幸
ナレーター 石坂浩二
 
特技監督 川上景司
監督 野長瀬三摩地
制作 TBS
円谷プロダクション
[未掲載キャスト]
鈴木副隊長の声 内海賢二

劇伴音楽

No.タイム曲No.シーン備考
1 0'00"〜0'16" M1T2    
2 0'17"〜0'41" M119B 南極観測船たか丸  
3 1'22"〜1'49" M8 怪我をする淳  
4 2'24"〜3'31" M2T2 タイトルテーマ  
5 5'10"〜5'46" 5-5 野村隊員の手帳  
6 6'24"〜6'36" M46 舞い上がる雪上車 3回くり返し
7 7'01"〜7'18" 5-10B 下がる寒暖計  
8 8'38"〜9'11" M112B 野村隊員の話を立ち聞きする久原隊員  
9 10'08"〜10'38" M111B 倉庫に現れた久原隊員  
10 10'47"〜10'54" M42 浮き上がる雪上車  
11 10'54"〜11'02" 6-9 ペギラ出現  
12 11'02"〜11'20" M48A ペギラ出現 5回くり返し
13 11'20"〜11'39" 6-9 ペギラ出現  
0'24"から使用
14 11'46"〜11'53" 5-7 床に降りた雪上車  
15 12'28"〜12'43" 5-5 帰ってきた伊東隊員  
1'22"から使用
16 13'50"〜13'52" M48A 久原隊員の後ろに立つ伊東隊員  
17 13'52"〜13'56" M48B 久原隊員の後ろに立つ伊東隊員  
18 14'47"〜15'19" M105 久原隊員を捜す淳たち  
19 16'18"〜16'21" M48B 氷の下の野村隊員の遺体  
20 16'35"〜17'32" ガス人間M2 ペギラ出現〜冷凍光線によって舞い上がる淳、羊子たち  
21 19'07"〜19'34" M12 サブの口の周りについていたコケ  
22 20'18"〜20'49" 5-10 ペギラの対策を練る観測隊員たち  
23 21'41"〜24'24" ガス人間M1 ミサイルで攻撃されるペギラ くり返し
24 24'31"〜24'56" M30 お墓に土をまく久原隊員  
25 25'10"〜25'27" M101 南極を去る観測船  
26 25'27"〜25'33" M127 エンディング  

雑 記

編集について

「ウルトラマン創世記/小学館刊」の宍倉徳子のインタビューによると、本作の編集は、円谷英二が自宅にあった「円谷特技研究所」において、本編部分も含めて、かなりの部分を再編集したものだと述べられている。

第4話 マンモスフラワー
第6話 育てよ!カメ
作品一覧


2015-1-8更新
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