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作品紹介


第7話 SOS富士山

データ

制作No. No.27
制作時期 昭和40年(1965年)11月〜12月
脚本 ゴルゴス(野生の呼ぶ声)/準備稿
No.26 SOSフジ山/決定稿
放映日(本放送) 昭和41年(1966年)2月13日
放映No. 第7話
視聴率 32.5%
放映日(再放送) 昭和42年(1967年)8月24日
放映No. 第8話
視聴率 17.0%

ストーリー

富士山附近の湖の水温が急激に高くなり、富士山噴火の報がながれた。そこで由利子は一平とともに、富士山にくわしい火山研究所の技官、早川のもとへ確かめに急いだ。早川の話だと、やはり予断をゆるさないから、近くの部落には非難命令を出しておいたほうがよいと云う。だが巡査の横山が部落をふれ廻ったが、誰も信用しなかったのだ。部落の人は当然だが、早川は山麓の自然児タケルに、危険を知らせなければと考え、一平たちとタケル説得に出かけた。しかし、樹海を安住の地ときめているタケルは、いっこうに早川たちの言葉に耳を傾けなかったのである。その頃、吉野部落近くの池から、大噴水とともに巨大な岩石が舞い上った。その岩石は、まるで生き物のように呼吸していた。そして散らばった岩のかけらが、まるで核融合するように岩石に吸いよせられて、元の型に復元していった。その岩石怪獣は、近くにいるタケルに向って動き出した。樹海を猛り狂う岩石怪獣ゴルゴスに、タケルは単身で立ち向うがはねとばされてしまう。タケルの身を案じて、樹海に入った淳たちは巨大な岩と戦うタケルの姿を見てボウ然とした。ゴルゴスには鉄砲の弾も通じず、淳たちはタケルを連れ一時退散をもくろむ。だが、タケルは淳たちをふり切ると、再びゴルゴスに飛びつき格闘をはじめたのだ……。

「ウルトラQ・あらすじ集」より引用


登場怪獣

ゴルゴス


ゲスト出演者

金子大、本郷淳、高嶋英志郎、晴乃チック、晴乃タック


クレジット

監修 円谷英二
脚本 金城哲夫
  千束北男
撮影 長谷川清
照明 小林和夫
美術 清水喜代志
録音・現像 キヌタ・ラボラトリー
音楽 宮内国郎
編集 兼子玲子
助監督 満田かずほ
制作担当者 守田康司
[特殊技術]
撮影 高野宏一
照明 小林哲也
美術 成田亨
光学撮影 中野稔
助監督 鈴木俊継
[出演者]
万城目淳 佐原健二
戸川一平 西条康彦
江戸川由利子 桜井浩子
横山巡査 金子大
火山研究所・早川技官 本郷淳
タケル 高嶋英志郎
光子 市川和子
次郎 花房正
金太 山崎二郎
ソノ子 立花里美
岩石処理隊A 晴乃チック
岩石処理隊B 晴乃タック
岩怪獣 中村晴吉
ナレーター 石坂浩二
 
特技監督 的場徹
監督 飯島敏宏
制作 TBS
円谷プロダクション
[未掲載キャスト]
ヒゲ 青木英行
スルメ 山口秀幸
アナウンサー 佐伯久

劇伴音楽

No.タイム曲No.シーン備考
1 0'00"〜0'16" M1T2    
2 0'17"〜1'17" 4-1 股間から富士山を望む一平 くり返し
3 1'21"〜2'28" M2T2 タイトルテーマ  
4 5'42"〜6'37" M14 タケルの事を話す光子  
5 7'20"〜7'49" M4 タケル登場  
6 8'14"〜8'21" 5-7 吉野のお池から飛び上がる巨大な岩石  
7 8'48"〜8'56" M47B 脈打つ大岩石  
8 9'55"〜10'26" M7 爆破の準備をする作業員  
9 10'38"〜11'09" M103 大岩石爆破〜誤って爆破してしまった作業員を叱咤するもう1人の作業員  
10 11'30"〜11'42" M39C トラックで運ばれてきた大岩石の破片  
11 11'44"〜11'55" ガス人間M3 深夜、不気味な物音に目を覚ますタケル  
12 12'19"〜12'54" M12 1ヵ所に終結する大岩石の破片が集まりゴルゴスになる  
13 14'10"〜14'24" ガス人間M27 ゴルゴスに襲われ、倒れた木に足を挟まれるタケル  
14 14'25"〜15'03" M53 ホテルのロビーに流れる現実音楽  
15 15'14"〜15'19" 5-3B 淳や光子達の前に現れるゴルゴス  
16 15'53"〜15'56" M48A タケルと横山巡査の前に現れるゴルゴス  
17 19'59"〜21'26" ガス人間M2 ゴルゴスに立ち向かうタケル〜ゴルゴスの心臓部を発見  
18 22'44"〜23'21" M105 タケル対ゴルゴス〜悶絶し動きを止めるゴルゴス くり返し
19 24'24"〜24'38" M12 雪崩に埋るゴルゴス  
20 24'38"〜25'10" M31 散髪するタケル  
21 25'14"〜25'25" M126B 子供達の発射したロケットが爆発〜エンディング 00'34"〜0'42"を使用

雑 記

ロケ地について

「ウルトラマン創世記/小学館刊」によると、万城目、由利子、一平、横山巡査、光子が、道に迷う滝つぼのシーンは、富士五湖付近にある白糸の滝で撮影されたと紹介されている。

第6話 育てよ!カメ
第8話 甘い蜜の恐怖
作品一覧


2015-1-8更新
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