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第10話 地底超特急西へ

データ

制作No. No.28
制作時期 昭和40年(1965年)11月〜12月
脚本 地底超特急
No.26 地底超特急西へ
放映日(本放送) 昭和41年(1966年)3月6日
放映No. 第10話
視聴率 32.6%
放映日(再放送) 昭和42年(1967年)9月21日
放映No. 第12話
視聴率 23.5%

ストーリー

世界最後の超特急とも云われる最高速列車、いなづま号の公開試運転が報道開係者招待で行われることになった。一平は試乗したい一心から、由利子のあとを追い毎日新報の写真機材が入ったトランクを持って発車駅にかけつけた。ところが、あわてていた一平はトランクを間違えて、相川博士が発明した人工生命M1号の入った方を持ち込んでしまったのである。この人工生命M1号は、小さな高圧ボンベに押し込まれているが、普通の気圧にふれると細胞分裂を起して、巨大な生物になってしまうのだ。知脳指数は人間程度あるという。相川博士の依頼で、慎重をきして大阪へ運ぼうとしていた淳は、はじめてトランクが入れ換っていることを知り、あわてていなづま号発車駅に連絡。だが、いなづま号はすでに発車したあとだった。駅から連絡をうけて、トランクは運転室と区切られた一角にある耐震ロッカーへ、直ちに保管された。ところが、記者のひとりがトランクを開けて、人工生命M1号をフラッシュ撮影したことから、しばらくして人工生命M1号が変動しはじめた。M1号は次第に大きくなり、頭部は猿のような感じで、下半身は哺乳類と違った姿を現わした。そのM1号が、運転席に入り込んで列車の人工頭脳を破壊し、非常制動も使用不可能にしてしまった。時速数百キロで走るいなづま号は、試乗者をのせたまま、とどまることを知らずに突っ走っていく……。

「ウルトラQ・あらすじ集」より引用


登場怪獣

M1号


ゲスト出演者

石川進、塚本信夫


クレジット

監修 円谷英二
脚本 山浦弘靖
  千束北男
撮影 長谷川清
照明 小林和夫
美術 清水喜代志
録音・現像 キヌタ・ラボラトリー
音楽 宮内国郎
編集 兼子玲子
助監督 満田かずほ
制作担当者 守田康司
[特殊技術]
撮影 高野宏一
照明 小林哲也
美術 成田亨
光学撮影 中野稔
助監督 鈴木俊継
[出演者]
万城目淳 佐原健二
戸川一平 西條康彦
江戸川由利子 桜井浩子
列車指令室・西岡主任 石川進
相川教授 塚本信夫
イタチ 山村哲夫
ヘチマ 青柳直人
小山運転士 奥村公延
K紙・川田記者 松山照夫
靴磨きの客A 大塚周夫
靴磨きの客B 我久井節緒
いなづま号・乗務員D 岡田光広
いなづま号・乗務員B 由木光
いなづま号・乗務員C 済藤真理
いなづま号・乗務員A 毛利幸子
いなづま号・ガイド 矢野陽子
マスター 長沢隆光
M1号 中村晴吉
ナレーター 石坂浩二
 
特技監督 的場徹
監督 飯島敏宏
制作 TBS
円谷プロダクション
[未掲載キャスト]
いなづま号・車掌 金城哲夫

劇伴音楽

No.タイム曲No.シーン備考
1 0'00"〜0'16" M1T2    
2 0'17"〜0'40" M33 新東京駅の景観〜イタチ登場  
3 1'17"〜1'37" M108B 別勘定を請求するチビ  
4 2'17"〜2'37" M16 いなずま号の新聞記事  
5 2'38"〜3'27" プールサイドM ヘチマの働く喫茶店に流れる現実音楽  
6 4'04"〜4'11" M39 「ボク、江戸っ子じゃないよ!」  
7 4'11"〜5'18" M2T2編集済みOK分 タイトルテーマ  
8 5'18"〜5'31" 6-8 再び新東京駅の景観〜運転指令室  
9 6'26"〜7'17" M108 JFOMEかJOFMEを迷う西岡主任〜ホームを案内 くり返し
10 7'48"〜8'12" M108B 階段から落ちるイタチとヘチマ  
11 8'23"〜8'59" M19T2 いなずま号登場〜いなずま号に乗り込むイタチとヘチマ 編集あり
12 10'25"〜10'59" M21 ケースが違うことに気付く学者〜いなずま号に乗り込む一平  
13 11'44"〜12'09" 3-テーマ2 いなずま号発車  
14 13'08"〜13'17" M103 あわてて新聞記者の姿に戻るイタチとヘチマ  
15 13'51"〜14'00" M39B トランクを開けると、中は人工生命  
16 14'57"〜15'30" 3-テーマ1 静岡ビーコン定時通過〜外に出たいなずま号に喜ぶ子供達  
17 15'31"〜15'43" 6-9 保管ロッカーの中で細胞分裂する人工生命  
18 16'11"〜16'38" M103 乗務員に捕まるヘチマ〜忍法イタチ隠れ  
19 16'38"〜17'02" 1-8 M1号誕生 くり返し
20 18'07"〜19'37" M4 暴走するいなずま号〜列車を切り離す事に決定 くり返し
21 20'21"〜21'25" ガス人間M8 機関車に取り残されたイタチとM1号〜更に暴走するいなずま号  
22 21'33"〜22'52" ガス人間M13 モニターに映る北九州駅の車止め くり返し
23 22'53"〜23'38" M4 イタチにマイクで話し掛ける淳  
24 24'28"〜24'40" 5-5 保管ロッカーに気付かなかった事を悔やむ西岡主任  
25 24'41"〜25'16" 6-9 宇宙に飛び出したイタチを乗せた保管ロッカー  
26 25'16"〜25'29" カネゴンM4 「わたしはかもめ」〜地球を回るイタチとM1号  
27 25'29"〜25'32" カネゴンM20 エンディング  

雑 記

ブレーキ音のSEとキハーダによるショック音について

東映ビデオ版やLD-BOX版で「地底超特急西へ」というサブタイトルのテロップが出る時に入っていたブレーキ音のSEが、パナソニックデジタルネットワークサーブから発売されたDVDには、入っていない。その他にも、淳が相川教授のトランクを開くと一平のそれの中身が出てくるというシーンのM-1のキハーダによるショック音も入っていない。

第9話 クモ男爵
第11話 バルンガ
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2015-1-8更新
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