作品紹介
第12話 鳥を見た
データ
制作No. |
No.6 |
制作時期 |
昭和39年(1964年)11月18日〜 |
脚本 |
No.7 鳥を見た……/第1稿 No.7 鳥を見た……/決定稿 |
放映日(本放送) |
昭和41年(1966年)3月20日 |
放映No. |
第12話 |
視聴率 |
35.7% |
放映日(再放送) |
昭和42年(1967年)7月20日 |
放映No. |
第3話 |
視聴率 |
11.6% |
ストーリー
ある日、十世紀頃の古い帆船が突如として現代に姿を現わし、漁師町は大騒動になった。帆船には巨大な鳥のつめ跡と思われるひつかき傷や「鳥を見た……」と最後に記された謎の航海日誌などが発見された。更に帆船の中にすむ文鳥に似た小鳥が船をとび立った瞬間、ろうがとけるように帆船は沈み姿を消してしまう。そのなぞの小鳥は冒険好きな、ひとりの少年三郎と沖の小島で友情に満ちた数日間を過した。その頃、一の谷博士はなぞの小鳥がラルゲユースという古代の巨鳥の化身では ないかと推定していた。動物園の動物たちや町のニワトリが何物かに殺害され全滅するという事件があいついで起り、三郎の小鳥の仕業に違いないと、警察は謎の小鳥を留置場に保管した。その翌日、留置場の建て物を破って恐るべき巨大な鳥が大空に舞い上った……。
「ウルトラQ・あらすじ集」より引用
登場怪獣
ラルゲユウス
ゲスト出演者
津沢彰秀
クレジット
[出演者]
万城目淳 |
佐原健二 |
戸川一平 |
西條康彦 |
江戸川由利子 |
桜井浩子 |
一の谷博士 |
江川宇礼雄 |
若い漁師 |
中山豊 |
港市警・警部補 |
日方一夫 |
漁師B(船発見者) |
勝本圭一郎 |
年輩の漁師 |
安芸津広 |
漁師C(船発見者) |
坪野鎌之 |
漁師A(三郎の叔父) |
神田正夫 |
三郎 |
津沢彰秀 |
動物園守衛A |
馬渕功 |
監修 |
円谷英二 |
脚本 |
山田正弘 |
撮影 |
内海正治 |
照明 |
後藤忠雄 |
美術 |
清水喜代志 |
音楽 |
宮内国郎 |
編集 |
氷見正久 |
助監督 |
満田かずほ |
録音・現像 |
キヌタ・ラボラトリー |
[特殊技術]
撮影 |
高野宏一 |
照明 |
堀江養助 |
光学撮影 |
中野稔 |
美術 |
石井清四郎 |
特技監督 |
川上景司 |
監督 |
中川晴之助 |
制作 |
TBS 円谷プロダクション |
[未掲載キャスト]
動物園飼育係 |
伊原徳 |
動物園守衛B |
水島健二 |
警官 |
満田かずほ |
ナレーター |
石坂浩二 |
劇伴音楽
No. | タイム | 曲No. | シーン | 備考 |
1 |
0'00"〜0'16" |
M1T2 |
|
|
2 |
1'05"〜0'19" |
M47(B) |
夜の動物園上空を飛ぶ黒い影 |
くり返し |
3 |
1'28"〜1'43" |
M48A |
破られた檻 |
4回くり返し |
4 |
2'19"〜2'44" |
M2T2編集済みOK分 |
タイトルのみ |
大幅に編集 |
5 |
3'00"〜3'17" |
M31 |
三郎登場 |
|
6 |
3'42"〜4'03" |
M22 |
荷物を船に放り入れる三郎 |
|
7 |
4'28"〜5'36" |
M112B |
海に浮かぶ不気味な帆船の内部を探索する淳たち |
くり返し |
8 |
6'21"〜6'30" |
M39C |
海に沈む帆船 |
|
9 |
7'00"〜7'27" |
M201 |
海上で小鳥と出会う三郎 |
|
10 |
8'14"〜8'58" |
M201 |
小鳥に話し掛ける三郎〜小屋で眠る三郎 |
|
11 |
10'11"〜10'50" |
ガス人間M3 |
「鳥を見た!」の言葉の謎を話し合う一の谷博士と淳たち |
|
12 |
11'52"〜12'19" |
5-5 |
帆船と小鳥の謎を解明する淳たち |
0'00"〜0'06"を4回くり返し |
13 |
12'19"〜13'03" |
M201 |
魚を捕まえに海に入る三郎 |
|
14 |
14'20"〜15'16" |
M202 |
夜、小屋の中で眠りにつく三郎〜小屋から飛び立つ小鳥 |
|
15 |
15'47"〜15'52" |
5-3B |
深夜、小鳥を探す三郎 |
|
16 |
16'11"〜16'26" |
M113 |
夜が明ける〜辺りに散乱する鶏の羽根 |
|
17 |
16'44"〜16'57" |
M46 |
小屋に向かう砂浜に続く足跡 |
2回くり返し |
18 |
17'46"〜18'10" |
M22 |
三郎を連れて行こうとする大人たちを襲う小鳥 |
|
19 |
18'36"〜19'07" |
M1T2 |
小鳥の隔離を指示する一の谷博士〜車で現場に向かう淳たち |
6回くり返し |
20 |
19'44"〜20'00" |
M120 |
三郎を遠巻きに見る村人たち |
|
21 |
20'12"〜20'45" |
M105 |
小鳥を籠に入れて護送する警官達〜護送車を追いかける三郎 |
|
22 |
20'58"〜22'32" |
ガス人間M2 |
巨大化するラルゲユウス〜町を破壊し飛び去るラルゲユウス |
|
23 |
23'45"〜24'30" |
M204 |
飛び去るラルゲユウスに別れを告げる三郎 |
|
24 |
24'30"〜25'33" |
M202 |
ラルゲユウスを見送る三郎をバックにしたクレジット〜エンディング |
|
雑 記
テーマ曲について
東映ビデオ版やネットワークフロンティア事業部版LD、バンダイビジュアル版LDで使用されているテーマ曲とパナソニックデジタルネットワークサーブ版DVDで使用されているテーマ曲は、別の編集が施されている。曲の長さは、同じ。
ロケ地について
「ウルトラマン創世記/小学館刊」の津澤彰秀のインタビューによると、溺れた鳥を助けるシーンなどは、伊豆の下田あたりだったと述べられている。
三郎が歌う歌について
「ウルトラマン創世記/小学館刊」の津澤彰秀のインタビューによると、「家来を百人ひきつれて俺は元気に船出する」という歌は、歌詞だけを中川監督から渡されて、津澤の即興でメロディをつけたと述べられている。
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