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はじめに


このサイト「ウルトラQ全記録」は、昭和41年(1966年)にTBS系列で全国放送されたテレビ番組「ウルトラQ」に関するあらゆる情報を紹介する目的で制作したものである。

「ウルトラQ」というのは、「ウルトラマン」の放送開始直前まで同時間枠で放送されていた日本で最初の本格的な空想特撮テレビ映画であるが、「ウルトラマン」と比べて認知度が低いと同時に番組に関する情報も少なかった。(「ウルトラQ」は、昭和41年(1966年)1月2日〜7月3日。「ウルトラマン」は、「ウルトラQ」終了から2週間後の7月17日に放送開始。7月10日には、「ウルトラマン誕生」と題して「ウルトラマン」を紹介する公開録画番組が放送された)「ウルトラマン」が現在誰もに知られている番組であるのに対して「ウルトラQ」は当時子どもだった人たちの記憶の奥底に埋もれてしまっていた。(平成29年(2017年)現在、インターネット等での配信によって認知度は高まったとはいえ、「ウルトラマン」ほどではない)過去において「ウルトラQ」の認知度が低かったのには、ふたつの大きな理由が考えらる。第一に「ウルトラQ」には、ウルトラマンのような特殊なヒーローが登場しなかったこと。「ウルトラQ」に出現する怪獣たちは、生身の人間の英知によって退治された。第二に「ウルトラマン」がカラー作品であるのに対して「ウルトラQ」は、モノクロ作品だったこと。昭和41年(1966年)当時、テレビは、白黒からカラーへの転換期であった。「ウルトラQ」は、放送終了後2〜3年の間こそ何度か再放送されたが、テレビ番組のほとんどがカラー化されたころには、モノクロ作品である「ウルトラQ」の再放送は激減したのである。カラー作品として再放送が繰り返された「ウルトラマン」との認知度の差は、ここにあるといえる。このことが「ウルトラQ」ファンの間で、ある時期まで「ウルトラQ」が『幻の作品』という位置づけで捉えられるようになる要因となったと考えられるのである。

「ウルトラQ全記録」について

「ウルトラQ」は、作品の制作に関する記録や再放送を含む放送に関する記録など、作られた時期や放送されていた時期が古いこともあり、制作にあたった円谷プロにさえ、すべての記録は残されていないのが現状のようである。さらに、今までに出版された書籍などに紹介されている情報についても、同一の事柄で異なった表現になっていたり、後になって新しい事実が発見されるなどの理由で情報が古いことがあるなど、どの情報が正しいのか判断できないことが多い上に、今では入手不可能な文献が多いのも事実である。そして、今日では、直接制作に携わられたスタッフの方々の中にも鬼籍に入られた方の数も増え、制作当時の真実を知ることは、ますます、むずかしくなっているのが現状である。この「ウルトラQ全記録」は、そのようにあちこちに散在する「ウルトラQ」の情報をできる限り集約し、その中からより正確な情報を追求し、記録することを目的としている。

「ウルトラQ」の楽しみ方

「ウルトラQ」は、近年DVDやインターネットで誰でもいつでも見ることができるようになった。それだけでなくデジタル技術の進歩によってHDによるリマスタリングで高画質な映像を大型の液晶テレビで見ることができるようになり、さらにはモノクロだった映像をカラー化するという驚愕の技術によって美しいカラー作品として楽しめるようにまでなったのである。作品としての「ウルトラQ」は、「ウルトラマン」から延々と続く日本特撮テレビ番組すべての基本となる作品群でもある。1話完結型のアンソロジーという形態で制作された作品群はバラエティに富んでおり、怪獣ドラマあり、ファンタジーあり、ホラーあり、本格的なSFドラマありの特撮で表現できるドラマを網羅しているといっても過言ではない。ある意味、当時の最高の技術とスタッフの情熱によって制作された特撮ドラマの教科書であるといえる作品群なのだ。そのことから純粋に作品を鑑賞しても十分に満足できる作品だが、当時の制作環境やさまざまな逸話、出演者やスタッフなど、周辺の情報にも目を向け、時代を掘り下げてみると現在につながる日本特撮の歴史も見えてくるという別の楽しみ方もできる作品でもある。

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2015-1-27更新
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