作品紹介
第4話 マンモスフラワー
データ
制作No. |
No.1 |
制作時期 |
昭和39年(1964年)9月27日〜11月中旬 |
脚本 |
No.1 マンモス・フラワー/準備稿 No.1 マンモス・フラワー/決定稿 |
放映日(本放送) |
昭和41年(1966年)1月23日 |
放映No. |
第4話 |
視聴率 |
35.8% |
放映日(再放送) |
昭和42年(1967年)10月5日 |
放映No. |
第14話 |
視聴率 |
22.2% |
ストーリー
ある日の朝、突然、東京のビル街の中心地に変動が起る。アスファルトに亀裂が入り、ビルは傾き、皇居の濠には直径が一メートルもある植物の根が出現した。地下街では、壁を破って巨大なつたがのびて来て、人間の血を吸おうとする。附近の人々は恐怖のどん底に落ちた。やがて、ビルを突き破って、局大な植物の芽が頭をもたげた。そして恐怖と驚きの眼を見張る群衆の眼前で、猛烈な破裂音と共に、ゆっくりと巨大なつぼみが開きはじめた。植物学の権威、源田博士は一の谷博士と協議し炭酸ガスを強力に固定する特殊薬品で、そのマンモス・フラワーを退治しようとするが……。
「ウルトラQ・あらすじ集」より引用
登場怪獣
ジュラン
ゲスト出演者
高田稔、堺左千夫、雨宮貞子
クレジット
監修 |
円谷英二 |
脚本 |
金城哲夫 |
|
梶田興治 |
撮影 |
内海正治 |
照明 |
後藤忠雄 |
美術 |
清水喜代志 |
録音 |
藤縄正一 |
音楽 |
宮内国郎 |
編集 |
小畑長蔵 |
効果 |
知久長 |
助監督 |
満田かずほ |
[特殊技術]
撮影 |
高野宏一 |
照明 |
堀江養助 |
光学撮影 |
中野稔 |
美術 |
石井清四郎 |
[出演者]
万城目淳 |
佐原健二 |
戸川一平 |
西条康彦 |
江戸川由利子 |
桜井浩子 |
一の谷博士 |
江川宇礼雄 |
源田博士 |
高田稔 |
東京広告・支配人 |
堺左千夫 |
東京広告・社員 |
中山豊 |
三木道子 |
雨宮貞子 |
警部 |
向井淳一郎 |
対策本部長 |
津田光男 |
地下街の女 |
丘照美 |
自衛官 |
岡豊 |
警官B |
井上大助 |
警官A |
坂本晴哉 |
特技監督 |
川上景司 |
監督 |
梶田興治 |
制作 |
TBS 円谷プロダクション |
[未掲載キャスト]
お堀の野次馬 |
古谷敏 |
お堀の野次馬 |
大塚秀男 |
警官隊隊長 |
鹿島邦義 |
自衛隊救助隊隊長 |
渡辺白洋児 |
記者A |
勝部義夫 |
記者B |
橘正晃 |
ナレーター |
石坂浩二 |
劇伴音楽
No. | タイム | 曲No. | シーン | 備考 |
1 |
0'00"〜0'16" |
M1T2 |
|
|
2 |
1'20"〜1'31" |
5-3 |
警官の上に落下するビルの瓦礫 |
|
3 |
1'32"〜2'41" |
M2T2編集済OK分 |
タイトルテーマ |
|
4 |
2'41"〜3'00" |
M33 |
朝の大都会 |
|
5 |
5'27"〜5'36" |
M8 |
お堀に浮ぶ物体 |
|
6 |
5'51"〜6'56" |
M8 |
お堀に浮ぶ物体を見物するやじうま |
0'25"から使用 |
7 |
7'31"〜9'19" |
5-5 |
人を襲う巨大な根〜襲われる人たちを救助する淳たち |
くり返し |
8 |
11'36"〜11'51" |
M126B |
出動する淳と一平 |
|
9 |
12'41"〜13'39" |
M5 |
避難する東京広告社員 |
|
10 |
15'44"〜16'04" |
5-3 |
屋上を突き破るマンモスフラワー |
くり返し |
11 |
16'05"〜17'58" |
5-10 |
伸びるマンモスフラワー〜開花 |
|
12 |
18'34"〜20'23" |
M9 |
一平と道子を救い出す自衛隊員 |
くり返し |
13 |
20'43"〜20'47" |
M32B |
炭酸ガス固定剤 |
|
14 |
21'27"〜21'30" |
M48B |
飛び立つセスナ |
|
15 |
22'31"〜22'56" |
5-5 |
マンモスフラワー攻撃 |
0'51"から使用 |
16 |
24'07"〜24'28" |
5-5 |
しおれるマンモスフラワー |
0'30"から使用 |
17 |
24'29"〜24'47" |
5-10B |
写真を撮る由利子〜喜ぶ一の谷博士たち |
|
18 |
25'07"〜25'16" |
M12 |
花畑をバックにしたエンディングナレーション |
0'56"から使用 |
19 |
25'17"〜25'30" |
M12B |
エンディング |
|
雑 記
背景の角材について
作品14分28秒付近と15分35秒付近の東京広告社のビルの壁面がマンモスフラワーの成長で崩れるシーンの背景に大道具用の角材(背景の空を立てている部材)が確認できる。これは、通常のテレビでは、オーバースキャンによりフレームの外になるため、確認することはできない。(パソコンや業務用モニターで確認することができる。)
スタッフの手について
作品14分30秒付近の東京広告社のビルの壁面がマンモスフラワーの成長で崩れるシーンにマンモスフラワーを操演するスタッフの手が確認できる。 2011年8月26日(金)に発売された「総天然色ウルトラQ」に収録された「マンモスフラワー」では、画像の修正によってスタッフの手が消されている。
特技監督について
「ウルトラマン創世記/小学館刊」によると「マンモスフラワー」の特技監督は、当初、中野昭慶が担当するはずだったと紹介されている。しかし、中野は、東宝の本編(「三大怪獣 地球最大の決戦」を指す。中野は、特殊技術のチーフ助監督を務めている。)が忙しく、スケジュールがとれなかったために本作を担当できなかったとされている。
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