作品紹介
第8話 甘い蜜の恐怖
データ
制作No. |
No.10 |
制作時期 |
昭和40年(1965年)1月〜2月 |
脚本 |
No.10 甘い蜜の恐怖/準備稿 No.10 甘い蜜の恐怖/決定稿 |
放映日(本放送) |
昭和41年(1966年)2月20日 |
放映No. |
第8話 |
視聴率 |
32.6% |
放映日(再放送) |
昭和42年(1967年)12月7日 |
放映No. |
第23話 |
視聴率 |
19.1% |
ストーリー
一平にセスナの操縦訓練をしてやっていた淳は、急に地表が盛り上り、その小山に貨物列車が乗りあげて転覆するのを目撃した。そして数日後、淳、由利子、一平の三人は、一の谷博士に連れられて博士の友人、長谷川場長の農事試験場をおとずれた。その時、淳は場長からラゼリー・B・ワンという、生物を巨大に成長させる液体を見せてもらった。それは女王蜂のローヤル・ゼリーの、幾十倍の効力を持っているというのだ。ところが、数日前にラゼリー・B・ワンを培養している地蜂の巣があらされ、一部の女王蜂のサナギが全滅していたのだ。場長の心配したとおり、研究所の近くに巨大なモグラ状の怪獣が現われ、田畑や家などをこわし大暴れしていると村人から非難された。女王蜂のサナギを襲ったのがモグラだったことを知った淳は、先日の列車転覆もその怪獣モングラーの仕業と判った。しかも、荒らされた温室を調べた結果、誰かが故意にモグラを入れたことが判明したのだ……。
「ウルトラQ・あらすじ集」より引用
登場怪獣
モングラー
ゲスト出演者
沢井桂子、黒部進、岩下浩、清水元
クレジット
監修 |
円谷英二 |
脚本 |
金城哲夫 |
撮影 |
内海正治 |
照明 |
小林和夫 |
美術 |
清水喜代志 |
録音・現像 |
キヌタ・ラボラトリー |
音楽 |
宮内国郎 |
編集 |
氷見正久 |
効果 |
沢田一郎 |
助監督 |
満田かずほ |
[特殊技術]
撮影 |
高野宏一 |
照明 |
堀江養助 |
美術 |
渡辺明 |
操演 |
石井清四郎 |
光学撮影 |
中野稔 |
[出演者]
万城目淳 |
佐原健二 |
一の谷博士 |
江川宇礼雄 |
戸川一平 |
西條康彦 |
江戸川由利子 |
桜井浩子 |
長谷川愛子 |
沢井桂子 |
木村重夫 |
黒部進 |
伊丹一郎 |
岩下浩 |
吾作(守衛) |
池田生二 |
対策本部指令 |
熊谷卓三 |
農夫B |
馬渕功 |
村の自治関係者 |
草間璋夫 |
農夫・万作 |
篠原正記 |
県警隊長 |
中島春雄 |
抗議する村人(はちまき) |
宇留木耕嗣 |
抗議する村人(麦わら帽) |
加藤茂雄 |
モングラー |
福留幸雄 |
長谷川場長 |
清水元 |
特技監督 |
川上景司 |
監督 |
梶田興治 |
制作 |
TBS 円谷プロダクション |
劇伴音楽
No. | タイム | 曲No. | シーン | 備考 |
1 |
0'00"〜0'16" |
M1T2 |
|
|
2 |
1'16"〜1'36" |
ガス人間M7 |
温室を荒らす男 |
|
3 |
1'36"〜2'41" |
M2T2 |
タイトルテーマ |
|
4 |
4'33"〜5'07" |
ガス人間M24 |
盛り上がる土〜脱線する貨物列車 |
|
5 |
5'30"〜6'33" |
M30 |
山道を歩く木村と愛子 |
|
6 |
8'30"〜8'36" |
ガス人間M3 |
立ち去る愛子 |
|
7 |
9'35"〜11'11" |
ガス人間M13 |
土が盛り上がり、地底から姿を現すモングラー |
3回くり返し |
8 |
12'27"〜13'04" |
ガス人間M22 |
モングラーの弱点について話す一の谷博士たち |
|
9 |
14'01"〜14'27" |
ガス人間M27 |
立ち去る伊丹 |
|
10 |
16'55"〜17'23" |
M126B |
研究室を飛び出す伊丹 |
|
11 |
17'38"〜18'11" |
M105 |
洞窟に入る淳たち〜集結する戦車、ミサイル部隊 |
|
12 |
19'00"〜20'15" |
ガス人間M2 |
洞窟の中にあらわれた伊丹〜洞窟内にモングラー出現 |
|
13 |
20'50"〜21'29" |
ガス人間M2 |
傷つきながら洞窟から出てくる伊丹 |
|
14 |
22'05"〜22'19" |
ガス人間M8 |
攻撃開始 |
|
15 |
23'56"〜25'03" |
ガス人間M1 |
地震発生〜火山噴火 |
|
16 |
25'03"〜25'18" |
M12 |
エンディングナレーション |
0'55"から使用 |
17 |
25'18"〜25'31" |
M12B |
エンディング |
|
雑 記
“ラゼリーBワン”バージョンについて
本作には、“ハニーゼリオン”バージョンと“ラゼリーBワン”バージョンという2つの種類が存在する。実際に本放送で放映され、一般的に知られているのが、“ハニーゼリオン”バージョン。もう一方の“ラゼリーBワン”バージョンは、スポンサーが武田薬品に決まったことで薬品の名称を変更する前のバージョンである。昭和42年(1967年)の再放送では、“ラゼリーBワン”バージョンが放映されたという情報があるが、確認されていない。
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